先祖代々の農地から、
エネルギーという自然の恵みを。


お客様のプロフィール
- 保泉さま
- 埼玉県羽生市で土地を保持。20年以上羽生市の市議会議員を務め、80歳を超えられた現在も何かと地元の皆様の相談役としてご活躍されています。代々受け継いできた農地の管理が困難になったことから、太陽光発電所の設置から土地の管理までトータルで弊社にお任せいただくことになりました。

営業担当のプロフィール
- 塚田
- 1997年生まれ。千葉県出身。家族構成は妻と二人の息子で、趣味は旅行&美味しいお店巡り(特に、妻との馴れ初めの場でもある焼き鳥屋!)。十人十色の問題に寄り添い、解決していくために、相続から土地活用、地域のお困りごとまで真正面から向き合います!
大切なご縁を引き継いで。

塚田
保泉さんとは、弊社のパートナー企業様から契約を引き継ぐ形で出会ったんですよね。前のご担当者との信頼関係が大変厚かったと聞いておりますが、契約先が弊社に変わってご不安はなかったでしょうか。

いやいや、全くなかったね。信頼している人からの紹介だからこそ大丈夫だと思っていたし、それに契約が完了してからも塚田さんは一週間に一回は電話をくれたでしょう。不安になる隙もなかったよ。

塚田
ありがとうございます。毎回ご訪問したらしつこすぎるかと思い(笑)、基本はお電話でお話しして、2、3回に一度は直接お伺いしながらご信頼いただけるよう努めておりました。
今回のお土地は大変面積が広く、その4分の3はご親戚のお土地とのことで、売却ではなく貸与でのご契約となりました。

親戚も私も、土地を管理できなくなってきて困っていたんです。もともとうちは祖父の代から続く農家で、私も他の仕事をしながらなんとか農業を続けてきたけれど、今はもうさすがに引退。親戚含めてほとんど農業はやっていないの。とはいえ放置すると土地が荒れるから、今回、太陽光発電所の設置を機に草刈りなんかの管理もお任せできることになって、親戚一同ようやく安心できました。

もともとは「太陽光反対派」。

私は20年以上この地域で市議会議員をやっていてね。今でこそ太陽光発電賛成派だけど、議員の間は太陽光発電の話が出るたびに先頭を切って反対していたんです。やはり農家の息子としては「農地はあくまでも農地として活用するべき」と思っていたし、安全面の懸念もあった。加えて「裏の家がうちに断りもなく太陽光発電所を設置した!どうにかしてくれ!」等々の苦情に対応するのも私の仕事だったから。

塚田
苦情の対応に当たっておられたことで、トラブルにも詳しく、ある意味では太陽光発電に対して最も厳しい目をお持ちだったのではないかと思います。

そうかもしれないね。安全や環境面に対してはいろんな条例やルールを定め、慎重に受け入れていった面はあります。でも自分が賛成派に傾いた一番の理由は、「農地は農地として使う」という理想論に限界を感じたこと。土地があっても、耕す人がいない。

塚田
この辺りも昔に比べて農家が減ったのではないでしょうか。

昔は23軒、今はたった2軒です!耕作放棄地が増えてきて、管理に困って「太陽光発電所にしたい」と言っている人はたくさんいます。管理の問題だけでなく、資源の乏しい日本で、自然からエネルギーを生み出していくこと自体に価値がある。農業ができない以上、太陽光発電、大いにやるべきだと私は思います。

こちらの心配事に、
先回りで対処してくれている。

塚田
太陽光発電所の設置にあたって、保泉さんは風の影響を特に強く心配されていたかと思います。

この辺りは利根川沿いで、乱気流が起きるんだよね。大きなお寺が丸ごと飛ばされてしまったり、10トントラックが宙を舞ったりしているのを見てきたから、太陽光パネルも飛ばされるんじゃないかと。でも塚田さんはちゃんと地質調査をした上で設置すると説明してくれたから良かったよ。

塚田
弊社では必ず地盤調査を行い、十分なN値*を確保できる硬い地盤を確保してから、頑丈な杭を打ち込んでいるんです。強風でも耐えられる強度計算をしておりますので、ご安心ください。
*地盤の強度や締まり具合を表す指標。N値が高いほど地盤は硬く、強い。

あとは草刈りなどのメンテナンスの頻度や、契約した25年間ちゃんと稼働するのかといったことが気になって質問したかと思います。いずれもこちらの想像以上に先回りして考えられたサービスや保証になっていたし、塚田さんは若いのによく勉強していて感心しました。

太陽光か、農業か。
そのジレンマもいつか一緒に乗り越えたい。

「太陽光発電所にしたいけど、進め方がわからない」という人がこの地域には多くいます。今後はそういった周りの人の困りごとに寄り添ってもらえるのが、一番嬉しいかな。

塚田
ぜひお役に立てたらと思い、現在、役所に掛け合いながら他のお土地の農地転用のサポートができないか模索しております。そして、保泉さんにもお役に立てることはまだあると思っているんですよ。例えば「農地はできれば農業に」というお考えがあったかと思いますが、「営農型太陽光発電」と言って、発電しながら農業を行うためのノウハウも蓄積されてきました。実際に事業化につながったケースもあるんですよ。

じゃあ、食料自給率とエネルギー生産の「どちらか一つ」しか選べなかったジレンマを乗り越えられるわけか。

塚田
おっしゃる通りです。保泉さんとは、ぜひこうした新しいことに一緒に取り組むパートナーとして今後もお付き合いいただければ幸いです!

興味深いねぇ。新しい技術や考え方、どんどん紹介していただければと思います。でもまずは、うちの土地で作った電気で、ちゃんと儲けてくださいね!(笑)ウィンフィールドさんが成長して、安定的に事業を行ってくれるのが私の一番望むことだからね。

